【画像1】の答え:
岩手富士産業製特殊軽量機関車のオリジナル前面パーツ
馬路村魚梁瀬の丸山公園に保存されている、岩手富士産業製の“特殊軽量機関車”。森林鉄道の中でも、マトモな機関車が乗り入れ不可能な奥地の作業軌道用に開発されたこの手の機関車ですが、おそらく現存するのはこれ1台きり、という貴重なものです。
そもそもは鳥取営林局管内で使用され、その後もかろうじて姿を留めていたのを救出したのがこの機体ですが、魚梁瀬入りの際にフルレストアを受け、上の写真のように美しい姿となっています。
魚梁瀬を訪れたとき、機関庫の脇にあやしげな物体を認め近づいてゆくと、それは明らかに特殊軽量の“顔”でした。その痛み具合はかなり激しく、レストア時に車体部分の大半は新製せざるを得なかったであろうことを雄弁に物語っています。
いずれにしても、捨てずによくぞ残してあった、という感じですね。

【画像2】の答え:
野村組工作所製機関車の台枠部銘板
こちらは同じく丸山公園に保存の、野村組工作所製のDL。馬路村内に保存されている車輛たちの中では、じっさいに魚梁瀬森林鉄道にゆかりのあった唯一の機関車であり、いうなれば魚梁瀬の保存鉄道のシンボルみたいなものです。
訪問時、残念ながら故障のため庫で昼寝を決め込んでいた野村ですが、ならばということでヘバリついて細部の写真を撮っているうちに見つけて、つい頬が緩んでしまったのがこのプレート。じっさいには台枠の片隅(下写真丸囲い内中央)に貼られているひじょうに小さなものですが、「奈半利営林署」「奈半利鐵工場」の文字は、まさにこの土地に生きた証。時代がかったレタリングも相まって、じつに重みがあります。
<撮影:すべて2003.12.28>
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